スペイン北東部に位置するカタルーニュ州の州都で、首都マドリードに次ぐ大きな都市です。1992年のバルセロナオリンピック開催地となり、日本でも注目を集めました。
サッカーの名門クラブFCバルセロナの本拠地でもあり、サッカー観戦のツアーなども喜ばれています。スポーツはバスケットボールやテニスなども盛んです。
バルセロナには、建築家アントニ・ガウディの残した建築物が多く、その作品群は世界遺産としても登録されています。
なかでも、現在も建築中のサグラダ・ファミリア教会は世界的に有名で、世界各国から観光客が訪れます。完成予定は2026年とされています。
他にも、ガウディが世に出るきっかけとなったエウゼビ・グエル氏のグエル邸をはじめ、グエル公園、カサ・ミラ、カサ・ヴィセンス、カサ・バトリヨなどがバルセロナにあります。
バルセロナ郊外にあるモンセラット修道院です。
バルセロナから2時間ほどの距離で、登山列車やケーブルカーを利用して向かいます。
自然の奇岩の間に建てられた修道院は荘厳で、黒いマリア像があることでも有名です。
バルセロナには見どころが多いですが、もう1泊してでも訪れたい所としてあげられています。
スペイン中部に位置する歴史的地方の一つ、ラ・マンチャは、スペインを代表する作家ミゲル・デ・セルバンテスのドン・キホーテの冒険の舞台となった場所です。物語に出てくる風車は、穀物をひくために建設されているもので、カンポ・デ・クリプターナには風車群があります。
ブドウの栽培面積は世界一誇り、スペイン料理に欠かせない、サフランの栽培も盛んです。
マドリードはスペインの首都で、英語読みではマドリッドとも発音されることがあります。
先史時代から人間が住んでいた土地で、古代ローマ時代からの古い歴史のある街です。石畳の旧市街とマンハッタンのような高層ビルが立ち並ぶ近代的な新市街が混在しています。
ピカソのゲルニカが展示されている、ソフィア王妃芸術センターや、プラド美術館などがあり、文化の中心地ともなっています
スペイン南部の代表的な観光地、アルハンブラ宮殿は、アンダルシア州グラナダ県グラナダ市南東の丘の上に位置しています。アルハンブラとはアラビア語で「赤い城塞」を意味しており、宮殿という名でありながら、城塞の性質も備えています。
この宮殿にちなんだ楽曲や文学が多くあり、特にアメリカの作家ワシントン・アーヴィングの『アルハンブラ物語』をきっかけに欧米諸国に広く知られるようになりました。
ミハスは、アンダルシア州マラガ県のコスタ・デル・ソルにある街です。コスタ・デル・ソルは太陽海岸という意味で、スペイン国内最大の観光地です。
地中海に面した海岸沿いには、白壁の小さな家が集まるスペインらしい情緒ある村が点在しています。その「白い村」の代表格となっているのがこのミハスで、国内外からの観光客も多く、観光者のための施設も充実しています。