イギリスの首都ロンドンは長い歴史を持つ伝統的な都市で、街中の建造物からもその重厚な歴史を実感することができます。
緑の多いゆったりとした敷地を持つ公園が市内のあちこちに点在し、優雅なゴシック建築の教会や荘厳な宮殿が近代的なビルとうまく融合して調和を保っています。
ロンドンの観光ポイントとして欠かせないバッキンガム宮殿は、エリザベス二世の住居として有名です。衛兵交替式の時間はいつも多くの観光客で賑わい、数ある名所の中でもイギリスらしい場所として知られています。美しく荘厳な宮殿は見るものを圧倒し、その輝きを失うことはありません。
太古の昔、世界各地に巨石文明が存在していた事は、みなさんも遺跡等によって知られていると思いますが、中でも有名なのは、イギリスのストーンヘンジです。
世界七不思議のひとつ、今も多くの謎が残るストーンヘンジは、ソールズベリー平野のほぼ中央にあり、紀元前に3段階に分けて作られたと考えられています。
先史時代の巨石文化のシンボルともいえる存在で、円形に並べられた石柱上に横石を乗せて組み合わせた堅牢な建造物であり、他に似たものはありません。
イギリスを訪れる際はぜひ間近で本物の迫力を感じてください!
エリザベス女王の公邸の一つであるウィンザー城は、現在も使われている居城として最も古く、世界最大級のものです。
テムズ河のほとりに位置し、重厚な雰囲気の漂うウィンザー城には、900年にわたる英国王室の歴史が凝縮されています。
45000平方メートルに及ぶ敷地内には、王宮の他に壮麗な礼拝堂もあるほか、多くの人々が従事する各種の作業場や住居なども含まれています。
ピーターラビットの故郷としても有名な湖水地方は、絵本の世界から飛び出てきたような数十の湖の集まる地方で、世界中からの観光客を魅了している美しい景観が楽しめます。
湖水地方の見どころは、水と緑に恵まれた自然もちろん、季節の移ろいや時間帯によって印象が変わる多様性にあります。
春は木々の緑が鮮やかとなり、花木もほころんで湖水地方が生き生きと活気づきます。夏になると動物たちが活発に活動を始め、まるで絵のような美しい景色が輝きます。紅葉が美しく山を彩る秋は、湖水地方にも鮮やかな色が広がります。冬は四季の中で景観が最も映え、どの季節もそれぞれの楽しみ方があります。
歴史的建造物が立ち並ぶエディンバラの美しい町並みは、1995年にユネスコの世界遺産に登録されています。
尖った屋根の石造りの家、迷路のような中世の小道が続き、現在は中世の風情と大都会ならではの洗練された雰囲気が混在しています。
エディンバラのシンボルでもあるエディンバラ城は7世紀に最初の王エドウィンが要塞の跡地に築いたのが始まりとされています。夜になるとライト・アップされてとても幻想的です。